保険料に関する会計計算は
デパートで勤務していた経験が長い私は、経費の払い出し伝票を持ってこられると、その金額を確かめて支払いをすることが、仕事に含まれていました。ほとんどが交通費の請求でしたが、なかには保険料の月間の支払い金というものもあって、当時は詳しく見もしませんでしたが、今となってはどのような保険に加入し、どのくらいの掛け金だったのか、知ってみたい気がします。自宅で払う保険金の掛け金は相当、イタイものですが、会社ともなるとさまざまな種類になるだけに、かなりの金額になっただろうと思われます。高価なものの物損や破損、盗難などにも備えが必要でしたでしょうし、お客様のところに品物をおとどけするため、外商部員が乗っている車がありましたが、その一台一台に、おそらく任意保険がかかっていただろうと思われます。また建物が使い物にならなくなるのを防ぐため、火災保険には当然入っていたと思います。そうした伝票は現金を介さずに、そのまま伝票同士でやりくりされることが多く、たまに経理の人がくると驚きました。
会社の規模にもよりますが、そうしたさまざまな加入する必要のある保険の保険料を合わせると、一体いくらくらいになったのか、想像もつきません。しかも、個人の家庭における自動車であるとか、生命保険の掛け金とは違い、処理をする人の心の中に、どこか自分のお金で払うわけではないかという気持ちもあったと思います。だからと言って、むやみに高い保険ばかりを選んでいたということはありませんから、当時の経理責任者は優秀だったと思います。転職の際、経理部門には会計に長けた人材をおきたいと考えるのも、担当者の実力によって、信頼を回復したり、強固なものにできると考えがられても、あながちおかしくありませんし、間違ってもいないと思うからです。もしかしたら、経理責任者が優秀であれば、時間があるときにさまざまな保険の掛け金について、上司と込み入った相談をしていたかもしれなと思うのでした。